Megavalanche 2022 参戦日本人
Megavalancheとは
Megavalanche(メガヴァランシュ)とはフランスアルプスのAlpedHuezで毎年7月に行われるダウンヒルレースです。
AlpedHuezといえばロードバイクのイベントのエタップが有名ですが、マウンテンバイカーはMegavalancheの方を連想します。
標高3300メートルのPicBlancから標高700メートルまで落差2600メートル、26kmのコースを腕に自信のあるダウンヒラー500人が一気に走り抜けます。
コースは雪ー岩ートレイルとバリエーション豊富な26kmのコースです。
Megavalancheの歴史は1995年から、YouTubeでよく上がっている雪の上を自転車と一緒に滑ったりしているアレです。
今年は7月1日金曜日が予選、7月2日と7月3日が本戦の日程でした。
Megavalanche2022 1日目〜3日目
私は前の週に行われたMountain of Hellに出場したので、6月28日の火曜日に現地入り。
Mountain of Hellが行われたLes2Alpesからは車で40分ほどの距離でした。
1日目、私は登録時にリフトチケット込みの参加費を支払済なので、レース当日までのリフトチケットをリフトチケット売り場まで受け取りに行きました。
身分証を提示して受け取り、この日はマウンテンバイクの整備などに費やしました。
2日目、天気にも恵まれたので早速コースの下見へ。
リフトを乗り継ぎ30分ほどかけてPicBlancの頂上まで行きます。
頂上からの景色は毎回見ても最高で、レース中は全く景色を見る余裕がないので写真をいくつか撮っておきましょう。
早速コースへ、今年は雪が少ないのか溶けてしまったのか、スタート直後の雪はほぼ消えてしまっていました。
代わりに大きな石がゴロゴロした地面が現れていて、なんとか乗ったままクリアできそうです。
途中のまだ雪が溶けていない箇所は、サブイベントのトップスピードチャレンジがあり、腕に自信のある人がここでトップスピードを競います。
優勝候補のKilianBronはここで93kmhを叩き出していて、私はある意味涼しい気持ちになりながら下ります。
練習では乗って下れますが、本番は他の参加者が転倒していたり滑っていたりすので、乗って突撃するのは避けた方がいいです。
3日目、この日は予選のコースの下見です。
予選のコースは雪はほぼなく、岩メインのコース。
1箇所岩が大きすぎてクリアできないセクションがありましたが、他はなんとか乗ってクリアできそう。
Megaの参加は3回目ですが、前の2回とも予選のコースの下見中に怪我をしたジンクスがあるので、この日は無理せずやばいところは自転車を降りて歩きました。
レースオフィスで自分の組みの予選のスタート時間を確認して、ミュージシャンやビールなどお祭り気分を味わって予選に備えました。
7月1日 4日目 Megavalanche2022予選日
前回までのMegaではアマチュアクラスだったので、今回のMegavalancheの目標は予選で結果を出し、本戦はChallengerのクラスに入り込む事。
本戦はグループ分けされており、
Megapro-予選順位1−35位
Mega Challengerー予選順位36−75位←ここが目標!!!
Megaamateurー予選76位から
その他
MegaLadysー女子
EMegaー電動自転車
Megakidsー8−14歳まで
予選のグループは10組あり、私は10組目、スタートは12時45分です。
スタート地点まではリフトと自走を組み合わせて向かいます。
自走区間が自転車で20分ほどあるので1時間前に出発、他の参加者もいるので迷う人はいないでしょう。
スタート地点に着くと、レースの注意点の説明があり、一部の選手の紹介も行われます。
ここで嬉しいサプライズ『TAKAHIRO ジャポーン』と主催者からみんなに紹介してもらい、手を振ります。
お馴染みのアラマーの曲が鳴り始め予選スタート!
スタートのタイミングがなんかずれてたような感じがしましたw
序盤は落車に巻き込まれる可能性が高いので、外側の方を走ります。
マシントラブルもなく無難に走りゴール!
目標のチャレンジャークラスにねじ込むことができました。
7月2日 Megavalanche 2022 本戦
チャレンジャークラスのレースは7月2日の土曜日に行われます。
スタートは朝9時半で、混乱を避けるため、各自リフトに乗る時間が決まっているので自分が決められた時間にリフトに乗り込みます。
私はチャレンジャークラスのでも遅い方だったので、リフトの時間も7時45分と遅め、早い人は6時45分です。
大人気なく前日にワクワクしてほとんど寝れなかったのが不安でしたね。
リフトの乗り継ぎの時に毎回すごく待つので、もっと遅くてもよかったかもしれません。
スタート地点に着き、レース開始!
500人ほどが一気にスタートするので、スタート時は渋滞、比較的空いてる場所を選んで前に行きます。
寝不足が祟ったのか、集中できません。
何度も落車しながらやっと中継地点まで行くと、ここでみんなが応援してくれます。
ここでも『takahiro ヤポーンーー!』と名前付きで応援してくれて気持ちが復活。
ヘトヘト汗だく泥だらけになりながら完走できました。順位は見てないです。
ゴールでは簡単な食事が準備されていて、2つもらって爆食いしました。
そんなに大したものじゃないんですが、これの美味しいこと!
毎度のことながら帰りのリフトはまた渋滞するので、近くのカフェに寄って他の参加者たちとあーだこーだ話しながら時間を潰した後宿へ帰宅しました。
次の日はプロたちの饗宴です!応援しに行きます。
7月3日Megavalanche最終日
私のMegavalanche2022は前日で終わったので、今日は応援に回ります。
朝から応援地点に行くと、みんな待機して応援用のペットボトル持ったり垂れ幕持ったりしていました。
少し待つと1位と2位が壮絶なバトルをしながらやってきました!
途中経過は1位KilianBron 2位Stephan Peter!
応援地点の上りでKilian Bronが2位を大きく引き離していたので彼が勝つのかなと勝手に予想。
他の選手にも檄を飛ばしますが、知らないうちに熱くなってきて日本語で叫んでてヤジみたいになってたw
ドイツ人の「お前の古いケツを動かせ!!!』っていう応援がツボでした。
レース結果は1位がStepan Peter。
あれ?Kilianじゃないんだ?と思いリザルトを見ると100位。
どうやらゴールから4分ほどの地点でパンクしてしまった模様です。
前日もKilianが一人で練習していたのを見ていて応援していたのでなんとも残念です。
表彰式はそのままゴール地点で行われるので私はパス。
2022年Megavalancheも大きく盛り上がって最高のイベントでした!
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