『自転車サドル沼の底からの這い上がり!』Sqlab 611 active Endless Summer サドルインプレ

2023-11-15

ドイツのサドルメーカー、Sqlabが販売しているサドルです。

エルゴノミックを基本として自転車のサドルの販売からはじまった会社で、今はハンドル、ステム、ペダル、グリップと人体に触れる自転車用品は全て作って販売しています。

このSQlabサドルはマウンテンバイクとロードバイクの両方で愛用しているサドルです。

重量は228gで長さは28センチ、サドルレールはスタンダードの丸チューブです。

レールがカーボンだったりチタンだったり楕円形だったりと、いろんなモデルがあるので買うときはシートポストのヤグラに要注意です。

写真はEndless Summerモデルで、ペダリング時の足の動きに合わせてサドルの両翼がしなるので、ペダリング時も快適で、しかも少し振動も吸収してくれています。

サドルの後方が少し上がっている構造なので、登坂時も後ろにお尻が滑っていかず、しっかりとペダルにパワーを伝達できます。

いくつかサドルをためしたのですが、合うサドルがなかなかなく、これに初めて乗った時はレーパンを履いていないのに痛みを感じず、レーパンを履いて乗ると何キロでも無痛で走っていける気がしました。

実際100kmほどでは無痛でした。

いま実際、前モデルと合わせると5年間使っていますが、100kmロングライドしても痛みはほぼ感じません。もう他のサドルには座れません。

13、14、15cmと幅のサイズが選べ、自分座骨の幅と同じくらいのサイズを買えばいいです。

座骨の測り方は、パンツを脱いで、段ボールに座って尻(坐骨)に体重をかけると、2つ凹むポイントがあるので、そこの真ん中の間の長さを測ればわかります。

Activeモデルはサドルの下にエストラマー樹脂をはめ込んで、ペダリングするとお尻の動きに合わせてサドルが動き、座骨への圧迫を軽減してペダリングの邪魔をしない構造になっています、汚いですが白いゴムのようなものがその樹脂です。

現在エストラマー樹脂無しで使っていますが、樹脂なしのほうが振動の吸収効果も高く私は快適です。

1つ欠点を挙げるとすれば、サドルレールに装着するタイプの泥除けが樹脂の取り付け部分に干渉して取り付けできなくなる点。

いろいろサドルを試しましたがこの形状がお尻にフィットし それ以来これしかうけつけません。

サドルに触れる部位がお尻とピッタリフィットするようになっているので、変なところに体重がかかったりせず、痛くなりにくいです。重量も200g前半と重くないのでマジでおすすめです。

他のサドルに大事なお尻を任せられません。

この記事を書いたときは日本で入手できないようでしたが、最近はアマゾンで購入できるようになりました。