マウンテンバイクペダル クランクブラザーズ マレットEインプレ
クランクブラザーズマレットE
エンデューロ用ペダル、クランクブラザーズのマレットE 109ユーロ 今までシマノのSPDを使っていましたが、下り時の踏ん張りと、ペダルに足を固定しない時のグリップの向上のため購入。
重量はペアで424gと記載されていいますが実測は441g、今回買ったのはロングスピンドルモデルで、ペダルのシャフトが5ミリ長くなっているのでその差ということでしょうか。
先代のシマノXTRは306g、ペアで135gの重量増となります。
大きさも全く違うのでそりゃそうでしょう。
特徴3つ
★その1 今回はQファクターが5ミリ長くなるLSモデルを選びました、これでペダルのシャフトが右足合わせて1cm幅が広くなり、足で重心をかけるときや特にダウンヒルで踏ん張る時にコントロールがしやすくなります。
★その2 シューズはスペシャライズドRime1.0を新調、クランクブラザーズはシマノよりクリートが薄いので、歩くときに地面に干渉しません、カチカチしなくて非常に歩きやすいです。
シューズをペダルに固定するときは、シムなしだと外れにくくハメにくかったので、クリートとシューズの間に同梱されている黒いプラスチックの板のシムを付けると問題なく嵌め外しが可能になりました。
★その3 ピンでシューズとの干渉を調整できるので、ペダルから足を外して乗る頻度が多い人はピンの出っ張りを多めにすればフラットペダルなみにグリップします。
インプレ
まだ新品なのでペダルに付けるときや外すときに硬い印象がありますが、これは使っていけば馴染んできて容易に外せるようになるでしょう。
実際つけた後に試しに部屋でスタンディングしてみました、そしたら思ったように足がペダルから外れず室内で立ちゴケ(^^)、先代のシマノは使い続けていてクリートが削れ、ゆるゆるだったのでまだまだ慣れが必要です、道じゃなくてよかった。
その後毎週通っている近所のコースに試し乗りして来ました。
機材はCanyon Neuron、コースはガレ場、根っこ、ジャンプ、ドロップ、バームなど一通り揃っていていつものコースでテストに最適、がれ場ではクリートを外して乗ってみましたが、思ったよりクリートがペダルから離れそうな印象はありません。
バームではしっかり踏ん張ることが出来るので、いつもより早いスピードで障害物をクリアできた気がしました。
根っこはあいにくの雨でツルツルだったのでクリートを外して挑戦、ここもクリートを外しているのにピンとシューズがしっかりグリップしてペダルから足が離れることはありませんでした。
新品時は外れにくいので少し怖いですが、使っていって削れてくるとそれも無くなって来ますし、クリートを外して乗りたい時もフラットペダルまでとは行きませんが、ピンがしっかりグリップしてくれるので安心です。
デメリットと言うか不安なこと
実は先代のシマノSPDに帰る前はクランクブラザーズのキャンディとエッグビーターを使っていたのですが、両方ともシャフトからペダルが抜けると言う恐ろしいトラブルに見舞われたことがあり、それからはシマノ一筋でした、今回改善されたと言う話をちらっと聞いたのでまたクランクブラザーズに戻って来ました。
外れたときは平地でポタリングしているときだったので大事には至りませんでしたが、山で下りの最中に起こったら死ねますからね。
その点シマノはゴリゴリ使っても全くノートラブルなので、流石という感想でした。
おすすめです
先述したようにシャフトからペダルボディが外れなければかなりおすすめのペダルです。
使っていって削れていい感じに仕上がれば今のところベストチョイスだったと思います。
登りもこなして下りも楽しみたい、下るときはたまにペダルから足を外して乗りたい、軽いペダルが欲しい人には最適です。
2022年11月追記
クリートがかなり柔らかくすぐに削れてしまいます。
週2で乗るとして、年に1回は交換が必要なくらいに勝手にペダルから足が離れるのです。
オリジナルはクリートだけでもシマノ製より結構な値段するので少しデメリットになります。
サードパーティのクリートなら安いのでこっちが良いかもしれません。
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